2010年8月5日木曜日

徳島観光ドラマ「新町川」完成披露試写会

8月1日(日)17時より、四国大学音楽ホールにて、徳島観光ドラマ「新町川」の完成披露試写会を開催しましたところ、飯泉嘉門徳島県知事様、関啓一郎四国総合通信局長様をはじめ、本当にたくさんの方々にお集りいただき、祝福のお言葉や賞賛のお声掛けをいただいて、大盛会のうちに終えることができました。本当にありがとうございました。


当日は、徳島県や徳島市の部・課長の方々をはじめとした職員の皆様、県内自治体の首長様、各省庁四国管内の局・機構の代表の方々、e-とくしま推進財団、四国域のNHK・民放・CATV各局代表の方々、兵庫県自治体並びにCATV関係の方々、徳島県内企業経営者の方々、徳島県高等学校長の方々、徳島ニュービジネス協議会会員の方々、ドラマの原作者、監督、音楽家、出演者、スタッフ、ロケ地提供者の方々、学生・父母、四国大学教職員の皆様には、お暑い中、また日曜の夕刻という時間帯にもかかわりませず、最後までご覧戴き,盛大な拍手をいただきましたこと、重ねて厚く御礼申し上げます。


また、衆議院議員・文部科学省大臣政務官である高井美穂様がご出席され、最後までご覧になって、お褒めのお言葉と心温まるご感想をいただきました。ドラマの感動を高井美穂様と会場の皆様が共有できたことは、今後全国へご紹介いただく後押しをさせていただいているようで、大変よかったと喜んでおります。
同じく衆議院議員 仁木博文様も、「是非出席して祝福を」とのお気持ちをいただいておりましたが、当日急な公務によりご出席が叶わなくなってしまいました。主催者として十分なご説明ができず、会場にご出席の方々にも仁木博文様にも申し分けございませんでした。この場をお借りして、深くお詫び申し上げます。
衆議院議員・内閣官房長官 仙谷由人様は秘書の方が代理でご出席くださいましたが、試写会の翌々日にはまた事務所で試写会をされた旨の嬉しいご挨拶をいただきました。誠にありがとうございました。


一方、参議院議員 中谷智司様、衆議院議員 山口俊一様、徳島市長 原 秀樹様、小松島市長 稲田米昭様には、ご丁重な心温まる祝電をいただきましたことを暑く御礼申し上げます。

NHK徳島放送局では企業経営者という視点からニュース番組に取り上げていただいたり、四国放送のおはようとくしまプラスでは学生という視点からご紹介いただいたりと、県内の一般の方にもこの取組みが広く周知できていたように思います。また3月に掲載いただいた徳島新聞記事、讀賣新聞記事に加え、試写会直前には完成披露の記事を徳島新聞社様から出してくださいまして、多数の一般の方に参加いただくこともできました。本当に多くの方に支えられて、この完成披露を迎えることができたものと、改めて感謝申し上げる次第です。

ホールの座席数は272席ですが、前日までの予約者数が314となり、急遽パイプ椅子60脚を追加設置いたしました。当日、40名程の予約者が欠席となりましたが、会場は瞬く間に満員となり、四国大学の教職員や学生には立ち見をお願いしたり、入れない一部の学生には帰ってもらったり、また会場準備や運営を手伝ってくれた学生38名も、会場の中に入場することができず、ロビーで待機する事態になってしまいました。受付も狭くて大変混雑しましたことも併せ、反省材料として把握しております。ご迷惑をおかけした皆様に深謝申し上げます。

ロビーで回収させていただいたアンケートは163枚であり、大半が「大変良かった」、または「良かった」とご回答され、9割以上の方から絶賛する評価をいただきました。詳細は集計して後日公表させていただきます。



 
 




 さて、このドラマは、徳島を元気にしたいという熱い思いで、地元徳島の企業経営者の方たちで構成される(社)徳島ニュービジネス協議会が、四国大学にドラマ制作を依頼し、この度完成したものです。
地元徳島を舞台に、徳島の人たちが徳島のために頑張った作品である、という意味では全国的に類のないユニークな取組みです。出演者もスタッフも、ロケ地提供者も、作曲家もデザイナーも、みんなボランティアであることも素晴らしく、スポンサーもいなければ寄付もないことで、縛りのない自由な制作環境の中で完成した自主製作ドラマです。四国大学も徳島ニュービジネス協議会も共に製作費予算はありませんので、当ドラマに直接関わる両者のエネルギーと情熱が何度もぶつかりながらも、必死に乗り越えてきた結晶であるように思います。できるだけ経費をかけないで制作してきましたが、交通費や入場料、不足の機材やレンズ等の購入、衣装や道具類の購入、音源の購入、スタジオ賃料、印刷代やプレス代など、必要な経費はどうしても次々に出てきてしまいます。
 これらの経費の約3分の1を、(財)e-とくしま推進財団の21年度助成事業に応募することで援助をいただくことができました。この補助金がなければ、一歩も踏み出すことができなかったことは事実ですし、何より期限までに報告書を提出しなければいけないという使命感が、ドラマ制作をがむしゃらに続けさせた原動力だったように思います。残る3分の2の経費の補填は、DVDとCDが完売すれば叶う見込みですが、なかなか望み薄かも知れません。皆様には是非広くご紹介いただいて、DVDとCDをお買い求めいただく方が増えることを切に願う次第です。

徳島観光ドラマ「新町川」のDVD、オリジナルサウンドトラックCDは各1,000円で、四国大学メディア情報学科にて受け付けておりますので、お問い合わせください。現在CATVや高速バスなどにおいてもご鑑賞いただけるよう準備を進めております。そして、CATVでの放映を機に、DVDとCDの販売は大手の流通に委託する予定としております。



この試写会に向けては総勢50名を超える沢山の学生たちが、事前準備やリハーサル、試写会当日のお手伝いをしてくれました。このような準備や本番のスタッフとしての経験は実に貴重であり、臨機応変に自分の判断でテキパキと動くといった、どこかいつもと違う学生に、えも言われぬ頼もしさを感じたものでした。下はリハーサルやCD、DVD梱包作業風景、会場セッティングなどの一部です。

 

 

ご協力いただいた皆さん、本当にありがとうございました☆☆