2012年7月18日水曜日

とくしまOSS普及協議会記念講演会に参加!

7月17日(火)、四国大学交流プラザで「とくしまOSS普及協議会」の設立総会があり、引き続いて記念講演会が開催されました。この協議会は、徳島県内の産官学23名の発起人によって、徳島発のOSS普及とビジネス展開を活発にするため、これまでの徳島県OSS勉強会を発展させたものです。
会長には本学科の山本耕司教授が総会で選出され、記念講演会の冒頭で主催者挨拶をいたしました。次に飯泉嘉門知事が来賓挨拶を行われたあと、(株)オージス総研、エンタープライズオープンソースセンターシニアアーキテクトの橋本誠氏による「企業におけるOSSの活用とビジネス展開」について、さらに、島根大学総合情報処理センター長で法文学部教授の野田哲夫氏により、「OSSと地域産業振興」と題した講演がありました。































メディア情報学科では1年生前期にソフトウェアの必修科目として、徳島県の推奨するOSSRuby」を用い、学習支援システムのOSSMoodle」を活用してプログラミング入門教育を行っています。会場にはRubyをまさに今学んでいる1年生全員と、昨年学んだ2年生、そして一部4年生が席を取り、県内外の自治体職員や企業の専門家、他の大学の先生たちに交じり、目を輝かせながら真剣に聞いていました。

 講演を聴いた1年生の若林君は、「OSSをもっと学んで自分も開発に参加できるようになりたい」と、また住友君は「Rubyでスマートフォンのアプリ開発をやってみたい」という感想を述べ、彼らをはじめ視聴した学生全てに少なからず驚きと感動が伝わったように思われます。

 本日の講演会に参加した学生の中から、徳島発OSSを牽引する将来のリーダーが育つことを夢に見ながら、ひとまずこの機会が学生たちに良い刺激を与え、勉学意欲をかき立ててくれることを願う次第です。

 当日のITProネット報道はこちら

http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20120718/409806/

とくしまOSS普及協議会のサイトはこちら(当日の活動報告にも掲載)

http://www.tokushima-oss.org/