2013年2月12日火曜日

ICT系産官学連携セミナーin四国大学 第一弾

メディア情報学科では、コンピュータを使ってのデザインや編集、ソフトウェア作成などを学び、地域社会や一般企業との連携の中でより実践的な能力を身につけられる学習課程を展開しています。今や情報通信技術(ICT)を活用しない分野はないと言ってもいいほど、世の中はICT活用が一般的ですが、それだけにICTをいかに活用するかが問われています。

当学科を卒業すると、その専門性を活かして、幅広い分野の職種に就く道が拓かれています。そのキャリア教育の一環として、幅広い企業情報を聞く機会は何度もありますが、ICTを駆使する情報系企業に特化して、ダイレクトにその現状を学ぶ機会は少なく、さらに県が推進する情報産業に対する施策やプランを担当職員から直接学ぶという機会はこれまでありませんでした。おそらく他大学でもあまり例がないと推測します。

そこで、徳島県の情報系企業の現状を知り、県内の情報系企業への就職について考える機会として、ICT系産官学連携セミナーin四国大学を開催しました。

ご協力いただいたのは、徳島県情報産業協会と徳島県、並びにとくしまOSS普及協議会で、県内の他の大学等にも案内され、阿南高専からもご出席いただきました。

セミナーでは、まず、徳島県情報産業協会会長でサンエックス情報システム社長の外山邦夫氏から、徳島県の情報系企業の規模や従事者の現状について解説いただきました。学生には少々ショッキングな内容でしたが、逆に明るい未来の可能性も感じ、実にためになったようでした。

●徳島県情報産業協会会長 外山氏


次に、こんな学生に来てほしい!あんな学生は要らない!という注意喚起する演題で、徳島県の情報系企業が望む学生時代に学んでおいてほしいスキルについて、スタンシステム(株)専務取締役の真鍋厚氏に講演いただきました。真鍋氏は、なぜそんなスキルが要求されるのか、理路整然と説明いただいたので、残りの学生時代をどう過そうかと真剣に考え出したようです。

●スタンシステム(株)専務取締役 真鍋氏

続いて、OSSがこれからを変えると題し、徳島県情報システム課の山住健治氏に講演いただきました。山住氏は、地元企業を巻き込んで職員自らが汗をかきながら、徳島県庁の行政システムの大変革をOSSで実現したことを述べ、OSSの可能性とOSC2013Tokushimaを紹介されました。学生は、1年次からRubyを学んでいますが、さらにRubyの技術を身につけていきたいという感想が多く寄せられました。

●徳島県情報システム課 山住氏・山本氏


最後に「こんな企業が徳島に!」と題して、徳島県企業支援課の國安氏に、徳島県が神山や美波、三好に誘致しているサテライトオフィス事業やそこへ来ている企業の紹介をしていただきました。徳島県はいま、ICTを活用して事業ができる優位性があり、首都圏ではアニメとサテライトオフィスで徳島が大人気とのこと。講演を聴く学生たちの目はいきいきとして、映像で見せていただいたその仕事ぶりに夢中になっていたようでした。

●徳島県支援課 國安氏・和泉氏


最後に、当学科の長沼教授が全体のまとめとお礼のことばを述べ、2時間半近くに及ぶセミナーが終了しました。

ご講演いただいた皆様、ご準備をお手伝いいただいた関係者の皆様、有難うございました。