7月19日、ICT企業による出前講座の第4弾が開催されました。
今回が最終回となるICT企業出前講座は、締めくくりに相応しい重みと、次に繋がる内容となり、学生の表情には未来の自分を思い描く高揚感があふれていました。
まず、株式会社フジタ商会 代表取締役の藤田重臣様が「パソコンとともに36年」と題して、会社概要、システム開発技術者の人月単価、仕事内容と料金構成などを説明され、そのような業界の中で長く仕事をしていくコツを教授いただきました。学生は、ICT業界の縮図を見たように全容を明確に掴むことができた貴重な時間でした。
顧客の利益を追求することを常に考え、そのために常に新しいものに気を配ることが大事と語る藤田社長の言葉は、就活を前にした学生の指針となることでしょう。
続いて、株式会社穴吹カレッジサービス ソフト開発事業部の山本崇文様が、「ビジネス実践出前講座」と題して、会社概要、事業紹介、社内紹介、求める人材を説明され、その上で学生へのメッセージをいただきました。
山本様は本学科の卒業生でもあり、学生と比較的年齢も近いので、講演内容も身近に感じられ、職場での仕事の仕方や趣味を持つことの重要性がよく理解できたようでした。
社訓が示す「日々是前進」の内容を、人としての魅力に置き換えたような人材を求めているという説明に、何気なく過ごしている学生の人生観を大いに刺激したようでした。
ICT企業による出前講座は全4日、4週にわたって毎火曜日に実施してきましたが、これで完結しました。最後に徳島県情報産業協会事務局の山本佳孝様(テック情報株式会社)から、引き続き夏休みのインターンシップでも頑張ってほしいという激励の言葉をいただき閉会しました。
ICT企業に特化した専門職インターンシップが目前となりました。この取り組みは、徳島はもちろん四国でも初めての事業です。産業界の大きい期待に応えられるよう、良い成果を上げたいと考えていますので、応援よろしくお願いします。
今後も関連記事をお楽しみに!